2025.02.07 07:45
◆ 情報を食べているんだ ◆
なんだかラーメンハゲのようなことを言いましたが。
昨日から食事のステージが上がって、軟食(刻み食+全粥)になりました。
細かく刻まれているとはいえ、これまでの流動食と違い、咬めばちゃんと食材が反発を歯に伝えてくるようになりました。素晴らしい。
流動食のときは1日450Kcalでしたが、それでもそれすら完食できなくて残すことも多々ありました。450Kcalってどのくらいかといえば「小鉢1杯の小松菜の煮浸しとお茶碗1杯の白飯にお椀1杯の豚汁」くらいです。これを1日で食べきる程度の量。……術前の頃だと、1日2日程度ならまだしも、これが1週間も2週間も続くかと思うと気が狂いそうですが。でもそれすら身体が受け付けなかったのですよ。
しかし軟食になり摂取カロリーが700Kcalとなり、量も増えたにもかかわらず、ちゃんと給食が「食餌」から「食事」になったことにより完食できるように。まあ例に漏れず700Kcalってどの程度かといえば、「普通盛りの塩ラーメン1杯とお茶碗1杯の白飯」程度なんですが。
しかし、450Kcalが食い切れなかった翌日から700Kcalをモリモリ食えるようになったというのは劇的な変化なのです。
これはもう、飯を食っているのではなく情報を食っているというやつかもしれませんね。
昨日から食事のステージが上がって、軟食(刻み食+全粥)になりました。
細かく刻まれているとはいえ、これまでの流動食と違い、咬めばちゃんと食材が反発を歯に伝えてくるようになりました。素晴らしい。
流動食のときは1日450Kcalでしたが、それでもそれすら完食できなくて残すことも多々ありました。450Kcalってどのくらいかといえば「小鉢1杯の小松菜の煮浸しとお茶碗1杯の白飯にお椀1杯の豚汁」くらいです。これを1日で食べきる程度の量。……術前の頃だと、1日2日程度ならまだしも、これが1週間も2週間も続くかと思うと気が狂いそうですが。でもそれすら身体が受け付けなかったのですよ。
しかし軟食になり摂取カロリーが700Kcalとなり、量も増えたにもかかわらず、ちゃんと給食が「食餌」から「食事」になったことにより完食できるように。まあ例に漏れず700Kcalってどの程度かといえば、「普通盛りの塩ラーメン1杯とお茶碗1杯の白飯」程度なんですが。
しかし、450Kcalが食い切れなかった翌日から700Kcalをモリモリ食えるようになったというのは劇的な変化なのです。
これはもう、飯を食っているのではなく情報を食っているというやつかもしれませんね。
2025.02.05 06:30
◆ ロックの定義 ◆
胃袋の大半を切除したわけですが。
それでも、術後2週間が経過し、当初は100ccの容積があったかどうかすら怪しい程度の大きさになっていた胃もその後徐々に回復し、おそらく今は最大150ccくらいまで膨らむことができるなったのかなあと思います。
今朝から食事のステージが上がって全粥と刻み食になるのですが、逆に言えば昨日までは5分粥とペースト食でして、完食しても1日の摂取カロリーは500Kcalにも満たなかったのです。
そして胃袋は小さくなったものの、これまでの食生活から自分の限度はどの程度かという認識をまだ脳が忘れていません。(徐々にその認識を上書きしつつありますが)
つまり、胃がどうこうではなく、脳が空腹を認識してしまうのです。
とはいえ……。
安易にスナック菓子などを食べれば体重は増えますし血糖値も上がります。
そして朝夕の空腹時血糖値を計測されるので、そこに確実に出ます。
となれば、意図しない間食を指摘されるリスクは跳ね上がります。
そこで「オレのカネでオレが何を買って食おうが勝手やろがい!」と切れ、「治療方針に反抗するオレってロックだぜ!」とか言っちゃう人は、ぼくに云わせれば三流も三流です。
己の欲望に勝てず食っちゃったくせに、それを指摘されて己の弱さを認めるわけでもなく、そして反省するどころか逆ギレして自己を正当化するなんて幼稚な証拠ではないですか。何が反骨精神か。そんなもん、おもちゃ屋の前で寝転がって手足バタバタさせて買えと絶叫してねだっている幼児じゃないですか。あなたはそういうのが格好いい大人のあるべき姿だと認識しているんですか、へー(侮蔑)。
己の欲望に負けたことを認めつつ、治療方針の意図するところを斟酌し、その落とし所を探求する方がよっぽどロックではないか。
ぼくはそう思っています。ええ。個人の意見ですが。
つまり何が言いたいかと申しますと、粉末のうどんスープと春雨を調達して、消灯時刻の直前に魔法瓶に熱湯を汲んできて、ひもじくなったときにこれらの材料を使って簡易の春雨スープを作ってMogMogする。食べるときはガッツリ食べてズルズルと引きずらない。そして血糖値測定まで4時間を切ったらとにかく耐え、逆に食べるならそれまでに食べて飢餓を予防する。
決して褒められた行為ではありませんが、考えなしにスナック菓子やカップ麺を食うよりはよほど健康的です。しらんけど。
それでも、術後2週間が経過し、当初は100ccの容積があったかどうかすら怪しい程度の大きさになっていた胃もその後徐々に回復し、おそらく今は最大150ccくらいまで膨らむことができるなったのかなあと思います。
今朝から食事のステージが上がって全粥と刻み食になるのですが、逆に言えば昨日までは5分粥とペースト食でして、完食しても1日の摂取カロリーは500Kcalにも満たなかったのです。
そして胃袋は小さくなったものの、これまでの食生活から自分の限度はどの程度かという認識をまだ脳が忘れていません。(徐々にその認識を上書きしつつありますが)
つまり、胃がどうこうではなく、脳が空腹を認識してしまうのです。
とはいえ……。
安易にスナック菓子などを食べれば体重は増えますし血糖値も上がります。
そして朝夕の空腹時血糖値を計測されるので、そこに確実に出ます。
となれば、意図しない間食を指摘されるリスクは跳ね上がります。
そこで「オレのカネでオレが何を買って食おうが勝手やろがい!」と切れ、「治療方針に反抗するオレってロックだぜ!」とか言っちゃう人は、ぼくに云わせれば三流も三流です。
己の欲望に勝てず食っちゃったくせに、それを指摘されて己の弱さを認めるわけでもなく、そして反省するどころか逆ギレして自己を正当化するなんて幼稚な証拠ではないですか。何が反骨精神か。そんなもん、おもちゃ屋の前で寝転がって手足バタバタさせて買えと絶叫してねだっている幼児じゃないですか。あなたはそういうのが格好いい大人のあるべき姿だと認識しているんですか、へー(侮蔑)。
己の欲望に負けたことを認めつつ、治療方針の意図するところを斟酌し、その落とし所を探求する方がよっぽどロックではないか。
ぼくはそう思っています。ええ。個人の意見ですが。
つまり何が言いたいかと申しますと、粉末のうどんスープと春雨を調達して、消灯時刻の直前に魔法瓶に熱湯を汲んできて、ひもじくなったときにこれらの材料を使って簡易の春雨スープを作ってMogMogする。食べるときはガッツリ食べてズルズルと引きずらない。そして血糖値測定まで4時間を切ったらとにかく耐え、逆に食べるならそれまでに食べて飢餓を予防する。
決して褒められた行為ではありませんが、考えなしにスナック菓子やカップ麺を食うよりはよほど健康的です。しらんけど。
2025.02.01 18:45
◆ おまんまいやいや期 ◆
2025.01.30 11:00
◆ 一国一城の主? ◆
ベッドサイドでノートPCを広げて事務作業なんかもやっていますが、それでもまあまあ入院しての療養生活というのは暇なものです。で、その暇に飽かせていろいろなことを調べたりして時間を潰していたら、見つけたんですよ。
自分1人が住み暮らす程度にちょうど良い小さい戸建物件を。
(2/7追記 この物件は掲載が消えていたので、おそらく売約済みに)
自分1人が住み暮らす程度にちょうど良い小さい戸建物件を。
(2/7追記 この物件は掲載が消えていたので、おそらく売約済みに)
2025.01.28 15:15
◆ 抜針スケジュール ◆
普通に動く程度であれば(傷に敢えて負荷を掛ける動作をしなければ)麻酔なしのデフォルトでも耐えられない苦痛というわけではなく、楽な姿勢で安静にしていればそもそも痛みがあることを忘れる程度に無感であることから、そもそもの点滴用留置針自体を抜く方向も検討がなされているようです。鎮痛が必要になったときは注射対応か内服薬投与で代用できるというわけですね。
とはいえ。
使用中の薬剤は廃棄するとなればその手続きが大変(麻薬取締法の規制があるため)なので、本音としては「早く使い切ってくれないかな~(チラッリラッ)」というところなのかなあと思います。
しかし、そうも言っていられない事情がですね。
それは、ぼくが針を留置するための条件を満たせる血管をほとんど持っていないこと。それに付帯して、いま留置している場所がおそらく最後かそれに近い程度に適した場所を使い果たしていることと、その血管の耐用期限もそろそろ終焉に近づいている疑惑があること。つまり、今の血管がダメになったとき、中途半端に残っている麻薬の処理を楽するためだけに、もうこれ以上の在庫があるかどうかもわからない血管を無駄にして大丈夫? という話。
使い切るにはまだ少なく見積もっても1日近く要すると思われます。そりゃ薬剤注入を連打すれば1時間もしないうちになくなると思いますが、それをしてぼくが急性麻薬中毒になったらどうするの? という問題。それこそ厚労省のマトリがお出ましになっちゃう。
点滴が留置されていると、日常生活にも制約が出ますし。早く外してほしいですね……。
とはいえ。
使用中の薬剤は廃棄するとなればその手続きが大変(麻薬取締法の規制があるため)なので、本音としては「早く使い切ってくれないかな~(チラッリラッ)」というところなのかなあと思います。
しかし、そうも言っていられない事情がですね。
それは、ぼくが針を留置するための条件を満たせる血管をほとんど持っていないこと。それに付帯して、いま留置している場所がおそらく最後かそれに近い程度に適した場所を使い果たしていることと、その血管の耐用期限もそろそろ終焉に近づいている疑惑があること。つまり、今の血管がダメになったとき、中途半端に残っている麻薬の処理を楽するためだけに、もうこれ以上の在庫があるかどうかもわからない血管を無駄にして大丈夫? という話。
使い切るにはまだ少なく見積もっても1日近く要すると思われます。そりゃ薬剤注入を連打すれば1時間もしないうちになくなると思いますが、それをしてぼくが急性麻薬中毒になったらどうするの? という問題。それこそ厚労省のマトリがお出ましになっちゃう。
点滴が留置されていると、日常生活にも制約が出ますし。早く外してほしいですね……。
2025.01.28 04:10
◆ あまりにも管理が厳重で ◆
ベッドから身を起こすときに手順に不備ができてしまったようで、まだ傷が塞がりきっていない腹筋が酷く痛み、頓用の痛み止めを点滴チューブ経由で体内に打ち込みました。
で、今回はそのお話。
毎時間ごとに微量を、そして頓用として1回にその半時間分を、点滴用に作ったチューブを経て使っている薬があります。それがフェンタニルという薬剤。
で、この薬はブドウ糖の輸液などと違い、容易に患者が中身に触れることができない頑丈で小さなペット樹脂製の瓶に封入されていて、そこから小型の機械を経由してチューブにつながっていて、機械のレバーを任意の位置に切り替えることによって1時間に体内に送る薬剤の量を可変します。(ただしレバーは専用鍵を挿入した状態で操作しないと動かない)
そして機械のボタンを音がするまで押し込めば、ハード的にその都度1ccずつ別系統から送り込まれるシステム。
なにより、日に3~4回、この小瓶を巡回の看護師が使用した回数を申告させ、それだけでなく計器を使って実際の使用量を記録しています。
たかが鎮痛剤に大仰だなぁ、と、当初は思っていたのですが。
痛みが手術直後と較べて和らぎ精神的な余裕ができてきたことで、なぜそこまで大仰に扱うのだろうという疑問が湧きまして、検索で調べたら。
「フェンニタルは、麻薬取締法の規定で特別な管理を要する合成麻薬です。その鎮痛作用はモルヒネの100倍です」
……ああ……なるほどなァ……。いたく納得しました。
逆に言えば、ジャンキーにとっては宝の山みたいなものなんでしょうねえ。
……いや、それだけのことを書いた記事でございますよ。
で、今回はそのお話。
毎時間ごとに微量を、そして頓用として1回にその半時間分を、点滴用に作ったチューブを経て使っている薬があります。それがフェンタニルという薬剤。
で、この薬はブドウ糖の輸液などと違い、容易に患者が中身に触れることができない頑丈で小さなペット樹脂製の瓶に封入されていて、そこから小型の機械を経由してチューブにつながっていて、機械のレバーを任意の位置に切り替えることによって1時間に体内に送る薬剤の量を可変します。(ただしレバーは専用鍵を挿入した状態で操作しないと動かない)
そして機械のボタンを音がするまで押し込めば、ハード的にその都度1ccずつ別系統から送り込まれるシステム。
なにより、日に3~4回、この小瓶を巡回の看護師が使用した回数を申告させ、それだけでなく計器を使って実際の使用量を記録しています。
たかが鎮痛剤に大仰だなぁ、と、当初は思っていたのですが。
痛みが手術直後と較べて和らぎ精神的な余裕ができてきたことで、なぜそこまで大仰に扱うのだろうという疑問が湧きまして、検索で調べたら。
「フェンニタルは、麻薬取締法の規定で特別な管理を要する合成麻薬です。その鎮痛作用はモルヒネの100倍です」
……ああ……なるほどなァ……。いたく納得しました。
逆に言えば、ジャンキーにとっては宝の山みたいなものなんでしょうねえ。
……いや、それだけのことを書いた記事でございますよ。
2025.01.27 19:20
◆ 術後5日めです ◆
手術より5日が経過しました。
さすがにまだ腹筋に空いた穴は塞がっていませんし、めちゃくちゃ痛いので痰が絡んでも咳ができません。食事は流動食が開始されましたが、むせないよう細心の注意を払っています。
1時間あたり150ccの飲水も、その2/3程度(100cc)はコンスタントに飲めるようになってきました。当初は3時間で50ccが無理だったのですが。
食事も、出た量は8割程度までいただけるように。今夕で定期の点滴(糖やアミノ酸など)が終了したので、以後はそれらの栄養は経口で摂取しなければなりません。もちろん病院なので経口摂取がダメなら点滴再開もあるとは思いますが。
一度に量を摂ることはできませんが、しかし流動食なので異様に消化は良く、空腹の時に感じる胃がキュッとなるあの感覚。あれは食前になると実感します。消化に悪い(≒腹持ちがいい)普通米飯のおにぎりを食べたいという気持ちが湧きます。
痛みは徐々にマシになってきたとはいえ、まだ傷みます。そのため頓用のフェンタニル(麻薬系鎮痛剤)が出ており、それを摂取するためだけに点滴チューブと針が留置されたままです。
今月末頃までは疼痛管理がメインの治療になるかと思います。
傷が塞がり筋肉が再生され、動いても痛まなくなれば、本格的に栄養指導や運動療法が再開されるかと思います。
なお、体重は3週間で9.8kg減。
さすがにまだ腹筋に空いた穴は塞がっていませんし、めちゃくちゃ痛いので痰が絡んでも咳ができません。食事は流動食が開始されましたが、むせないよう細心の注意を払っています。
1時間あたり150ccの飲水も、その2/3程度(100cc)はコンスタントに飲めるようになってきました。当初は3時間で50ccが無理だったのですが。
食事も、出た量は8割程度までいただけるように。今夕で定期の点滴(糖やアミノ酸など)が終了したので、以後はそれらの栄養は経口で摂取しなければなりません。もちろん病院なので経口摂取がダメなら点滴再開もあるとは思いますが。
一度に量を摂ることはできませんが、しかし流動食なので異様に消化は良く、空腹の時に感じる胃がキュッとなるあの感覚。あれは食前になると実感します。消化に悪い(≒腹持ちがいい)普通米飯のおにぎりを食べたいという気持ちが湧きます。
痛みは徐々にマシになってきたとはいえ、まだ傷みます。そのため頓用のフェンタニル(麻薬系鎮痛剤)が出ており、それを摂取するためだけに点滴チューブと針が留置されたままです。
今月末頃までは疼痛管理がメインの治療になるかと思います。
傷が塞がり筋肉が再生され、動いても痛まなくなれば、本格的に栄養指導や運動療法が再開されるかと思います。
なお、体重は3週間で9.8kg減。
2025.01.24 14:50
◆ 水50ccの重さ ◆
去る22日に手術を受けました。
全身麻酔を打って、胃の大部分を切除。
手術自体は順調に終わり、術後にECUに入って翌日には一般病室に戻って……と、ここまでは割と順調に見えました。
が、翌日に熱発し、また腹筋に穿孔して手術を行っているので痛くて動かせず、痰が溜まってもそれを吐き出すこともままならない状態。しかしながら膀胱へのカテーテルは既に抜管されており、ちゃんと間に合うようにトイレには行かなければならず……。
キツい。
今日からは飲水訓練。小分けにして1時間当たり150cc飲む訓練。
しかしこれが入らない。1時間に50ccがやっとです。
キツい!
全身麻酔を打って、胃の大部分を切除。
手術自体は順調に終わり、術後にECUに入って翌日には一般病室に戻って……と、ここまでは割と順調に見えました。
が、翌日に熱発し、また腹筋に穿孔して手術を行っているので痛くて動かせず、痰が溜まってもそれを吐き出すこともままならない状態。しかしながら膀胱へのカテーテルは既に抜管されており、ちゃんと間に合うようにトイレには行かなければならず……。
キツい。
今日からは飲水訓練。小分けにして1時間当たり150cc飲む訓練。
しかしこれが入らない。1時間に50ccがやっとです。
キツい!