2025.03.31 18:30
◆ オトナの対応 ◆
きょうは、『軽自動車検査協会大分事務所』にいました。
なんか長ったらしい名前ですが、通称『三佐の軽陸』です。三佐というのは地名で、この軽自動車検査協会大分事務所の所在地が大分市三佐であることから。軽陸というのは軽自動車の陸運局という意味(正しくは陸運局ではありませんが実質的に軽自動車の範疇で陸運支局がやっている業務のほぼ全般を管轄しているので)。
自動車税・軽自動車税というのは4月1日の午前0時の時点でその車両に紐付けされている納税義務者(大体の場合は所有者か使用者)に課税されるシステム。つまり、それを免れるためには3月最終平日の閉庁時刻までにその届出をしなければなりません。そしてきょうはその3月の最終平日。しかも月曜日。
まだ湘南あたりの夏の海岸で洗われている芋のほうがゆったりできているなというレベルの大混雑。ぼくが軽陸を出た午後3時頃には軽陸の駐車場へ入ろうとする車が150mくらい列をなしているという状況でした。
そういう状況になることはこれまでの経験で重々承知しているため、名義変更に行ってきてくれと言われたときは、「なんで遅くとも1週間以上前にわかってた名変を今日まで寝かせとったんじゃワレころすぞ」という趣旨の意見をオブラートに包んで伝えましたが、まあ、せまじきものは宮仕えなので、朝早い時間から動き始めました。
法人名義への名変なので、法務局で登記事項全部証明書か印鑑証明書を取得してこなければなりません。個人名義ならマイナンバーカードと暗証番号さえ預かれれば(ホントはダメだけど)コンビニの端末から取得できますが、法人はそこまで整備されていないので9時の法務局開庁まで待たなければなりません。とはいえ、ぼくのアジトから軽陸までの途中に法務局があるので、法務局に9時過ぎに到着できるように調整して出発すれば、そこまでの手間ではなかったのですが。
……で、実際に書類を入手できたのが9時半過ぎ。そこから更に三佐の軽陸まで走りまして10時頃に到着でしょうか。この時点では駐車場は既にたくさんの車が駐まっていますがそれでも探せばまだちょっと不便な区画のブースが空いている状態。不便な区画といってもんなもん精々50歩かそこら多く歩く程度なのでササッと駐車し、必要書類を持って軽陸の中に行って申請書をパパッと書き上げてお願いしまーすと提出箱に入れたのが10時半。
……かなり待ちました。
途中、イラついたのか「○○番やけどまだなんか!」って窓口に突撃している人も何人かいましたが、「今日は年度最終日なのでだいたい3時間ですね」って反撃をくらいあえなく轟撃沈する連中。ぼくはもう理解(わか)っているのでノンビリと待っていました。
正午を過ぎても順番が電光掲示板に出ません。
午後1時、まだ出ません。
午後1時半、まだ出ません。
午後2時、まだ出ません。
……おかしい、3時間を超えている上に、ぼくより後に出した人の番号が出ているんだが?
ということでついにしびれを切らして午後2時半に番号札を持って窓口に突入。
「もう待ち時間が4時間近くなんですが一向に呼ばれなくて……」
結論から言いますと、ぼくが提出した未処理のタスクの底で塩漬けにされていました。つまり、ぼくが言わなければ閉庁までその状態だった……。
心の中では「なに晒しとんねんブチ転がすぞドアホ!」とブチ切れたんですが、といってここでギャーギャー喚いてなにが起こるでしょうか? 係員が少なくとも1人本来の業務を行うことができなくなって窓口前で待っている数十人の人達の時間を奪い、そしてぼくの時間も奪われ、ぼくの応対をしなければならない係員の心を摩滅させ、そしてぼくが得られるものは自分の声帯の損傷くらい。……なんのメリットが?
「まぁ今日めちゃくちゃ忙しいですもんね、こんなこともありますよ。……でもさすがにこれ以上待ってるとぼくもしんどいので、早めに仕上げてもらえると助かりまーす」
……まぁ、その後はさすがに最優先の超特急で処理されましたが。
これがオトナですよ。アダルティ。
なんか長ったらしい名前ですが、通称『三佐の軽陸』です。三佐というのは地名で、この軽自動車検査協会大分事務所の所在地が大分市三佐であることから。軽陸というのは軽自動車の陸運局という意味(正しくは陸運局ではありませんが実質的に軽自動車の範疇で陸運支局がやっている業務のほぼ全般を管轄しているので)。
自動車税・軽自動車税というのは4月1日の午前0時の時点でその車両に紐付けされている納税義務者(大体の場合は所有者か使用者)に課税されるシステム。つまり、それを免れるためには3月最終平日の閉庁時刻までにその届出をしなければなりません。そしてきょうはその3月の最終平日。しかも月曜日。
まだ湘南あたりの夏の海岸で洗われている芋のほうがゆったりできているなというレベルの大混雑。ぼくが軽陸を出た午後3時頃には軽陸の駐車場へ入ろうとする車が150mくらい列をなしているという状況でした。
そういう状況になることはこれまでの経験で重々承知しているため、名義変更に行ってきてくれと言われたときは、「なんで遅くとも1週間以上前にわかってた名変を今日まで寝かせとったんじゃワレころすぞ」という趣旨の意見をオブラートに包んで伝えましたが、まあ、せまじきものは宮仕えなので、朝早い時間から動き始めました。
法人名義への名変なので、法務局で登記事項全部証明書か印鑑証明書を取得してこなければなりません。個人名義ならマイナンバーカードと暗証番号さえ預かれれば(ホントはダメだけど)コンビニの端末から取得できますが、法人はそこまで整備されていないので9時の法務局開庁まで待たなければなりません。とはいえ、ぼくのアジトから軽陸までの途中に法務局があるので、法務局に9時過ぎに到着できるように調整して出発すれば、そこまでの手間ではなかったのですが。
……で、実際に書類を入手できたのが9時半過ぎ。そこから更に三佐の軽陸まで走りまして10時頃に到着でしょうか。この時点では駐車場は既にたくさんの車が駐まっていますがそれでも探せばまだちょっと不便な区画のブースが空いている状態。不便な区画といってもんなもん精々50歩かそこら多く歩く程度なのでササッと駐車し、必要書類を持って軽陸の中に行って申請書をパパッと書き上げてお願いしまーすと提出箱に入れたのが10時半。
……かなり待ちました。
途中、イラついたのか「○○番やけどまだなんか!」って窓口に突撃している人も何人かいましたが、「今日は年度最終日なのでだいたい3時間ですね」って反撃をくらいあえなく轟撃沈する連中。ぼくはもう理解(わか)っているのでノンビリと待っていました。
正午を過ぎても順番が電光掲示板に出ません。
午後1時、まだ出ません。
午後1時半、まだ出ません。
午後2時、まだ出ません。
……おかしい、3時間を超えている上に、ぼくより後に出した人の番号が出ているんだが?
ということでついにしびれを切らして午後2時半に番号札を持って窓口に突入。
「もう待ち時間が4時間近くなんですが一向に呼ばれなくて……」
結論から言いますと、ぼくが提出した未処理のタスクの底で塩漬けにされていました。つまり、ぼくが言わなければ閉庁までその状態だった……。
心の中では「なに晒しとんねんブチ転がすぞドアホ!」とブチ切れたんですが、といってここでギャーギャー喚いてなにが起こるでしょうか? 係員が少なくとも1人本来の業務を行うことができなくなって窓口前で待っている数十人の人達の時間を奪い、そしてぼくの時間も奪われ、ぼくの応対をしなければならない係員の心を摩滅させ、そしてぼくが得られるものは自分の声帯の損傷くらい。……なんのメリットが?
「まぁ今日めちゃくちゃ忙しいですもんね、こんなこともありますよ。……でもさすがにこれ以上待ってるとぼくもしんどいので、早めに仕上げてもらえると助かりまーす」
……まぁ、その後はさすがに最優先の超特急で処理されましたが。
これがオトナですよ。アダルティ。