◆ 全体練習 ◆
気温 : 最高27℃・最低16℃ (多湿)
* 全体練習(ダート走り込み)にて転倒し、練習中断
* 16:30に寮へ戻りシャワーを浴び就寝。夕食×
※上記は、昨日の事象を簡潔に書き残したもの。(就寝により当日の記述が不能だったため念のためこの但書を付す)
(2024.04.22 22:35 : 状況の整理に相当の時間を要したが記憶の整理が一定の段階に達したため追記する)
当該事件の週の月曜日、つまり育成契約解禁初日から数名のウマ娘が契約を締結したとの噂。だが大多数は相変わらず。かくいう私も同様。
この日は、育成契約未締結のウマ娘、つまり我々の大多数による全体練習としてダートの走り込みを行う。今朝方までの雨で状態は不良。少しでも早く終わらせたいと、前を走っていた大柄な娘を追い越すため外側に膨らむ。
刹那、脚が浮いたことを実感。その認知の直後視界が暗転。体操着全体がじわりと湿気を帯び重くなる。右肩に鈍痛。……視界が戻らずとも転倒したことを理解。
遠巻きに周囲の声がするも、耳にも泥が入ったか明瞭には認識不能。言語化不能な恥辱に身動きもままならぬところに気配がし、顔に柔らかいものを宛がわれ、やがて視界回復。タオルで顔の泥を拭き取られたのだと推察。
視界に入ったのは全体練習の指導に参加していたトレーナー。泥濘にもかかわらず膝を突き顔を拭いてくれた。想定外の行為に言葉を失い、差し出された大きく無骨な手を握って良いものか、激しく葛藤。
しかしそれを自力移動困難と判断されたか身体を抱き上げられ混乱増幅。糊が利いた真新しいカッターシャツに伝染する泥。グラウンドを離れ校舎に近づく頃、ようやく保健室での治療は不要(自己判断による)と伝えると地面に降ろされる。強打した右肩を触られ骨・関節への異常の有無を確認され、そのまま帰寮し保清のためシャワー浴をするよう助言される。受傷直後につき浴槽で患部を温めないように付言され、従う。
起きた出来事の整理が後回しとなり、入浴後そのまま就寝。結果、夕食は欠食となった。
翌朝3時丁度、目が覚める。同室のヨウトーストレイト先輩の見舞いを感謝して頂戴した。
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